オンラインでの「対話型」多面観察フォローアップ研修を実施 <環境省>
「5年目を迎えた継続施策
多面観察を素材に
管理職同士の対話の場」
本年度も、環境省の指定職(幹部層)、管理職(課室長級)、および課長補佐級の一部の方を対象にした多面観察フィードバック研修を、オンラインで実施しました。2020年度よりご導入いただいており、今回で5年目を迎えた施策となっています。
◆実施した内容は?
例年同様、ブレイクアウトルームの機能を活用し、出席者同士の「対話」の時間を設けるサーベイフィードバック形式(ワークショップ型)の研修を開催しました。
今年度も、1時間という時間枠の中で、以下の要素を盛り込んでの実施となりました。
●自由記述コメント内容の階層別傾向分析の報告
●自己を振り返る「内省」の時間
●今後のアクションプランを共有した上で質問やアドバイスを通して深め合う「対話」の時間
昨年度までは、さまざまな部署、階層が入り混じる混成グループによる対話の場を設けてきましたが、今年度は同階層の方々による対話の場を創出。同じ立場でマネジメントに携わっている受講者同士が、多面観察結果を素材にお互いのマネジメントの現状を開示しあい、情報交換・アドバイスを行っていただきました。
◆研修中・実施後の反応は?
毎回、対話を行うメンバーが誰なのか、直前までわからない状況下で進行するこの研修。省内において、すでに恒例行事化したともいえる施策ですが、今回も受講者の皆さまに前向きに取り組んでいただきました。
研修後には、大臣官房秘書課のご担当者様からも
「今後も継続していく価値のある施策」
とのコメントをいただきました。
OD Zukanとしての多面観察実施後の支援は今回で5年目となりますが、「多面観察後には管理職同士で対話する」という経験学習サイクルが、いい意味で「ルーティン化」されてきたことを実感しています。
今後も多面観察の取り組みに対する継続的なご支援ができればと考えています。
環境省の指定職・管理職の皆さまのご活躍により、職場がますます活性化していくことを応援しています。